2018年7月に行ったJ-Chipユーザー会で配られた資料「J-Chipユーザー会2018年 電子部品の供給逼迫とその対策」の中から「マルチレイヤーセラミックコンデンサの需要拡大と製造メーカーの変化」について一部をご紹介させていただきます。
前回、「マルチレイヤーセラミックコンデンサの需要拡大と製造メーカーの変化①」にて、過去と2017年のセラコンの売上とシェアの推移を比較しました。
そのことによって、マルチレイヤーセラミックコンデンサ製品が実際にどれくらい不足していたのかというのを推測してみました。
2017年に市場の30%程度の供給が出来ていないと考えると¥8,617億×0.3=約¥2,580億で、この量は、村田製作所の売上の88%にもなります。
2017年MLCCメーカー別売金額シェア(¥億)
世界市場規模:¥8,617億
引用:J-Chipユーザー会2018年 電子部品の供給逼迫とその対策