ここ最近の間で、社内で注目、共有された電子部品/半導体業界のNEWSをご紹介させていただきます。
ルビコン社の積層コンデンサが火星に到着
2018年11月27日に、NASAの探査機「インサイト」の火星の地震を観測する地震計に、インサイトにルビコン社の薄膜高分子コンデンサ「PMLCAP」が組み込まれていることが発表されました。
「PMLCAP」は、薄型が可能で長寿命/低インピーダンスを実現できる事を
特徴としたコンデンサで、今後の車載/車両製品での採用拡大が
期待される部品です。
ロケットや探査機に使う部品には性能はもちろんの事、過酷な宇宙環境で耐え抜くための耐久性や、ロケットや探査機の動力に大きな影響を与えないように小型で軽量化されているものが搭載されます。
今回NASAの探査機「インサイト」に部品が搭載されたという事は、それだけ「PMLCAP」の高い信頼性が認められたという事になります。
参考:当社のコンデンサ「PMLCAP」が、探査機に乗って火星に向かいます。(ルビコン(株)HP)
参考:MARS InSight Mission(NASA’s Mars Exploration Progra)
日本初リチウムイオン電地搭載潜水艦「おうりゅう」浸水
2018年10月4日に、防衛相から三菱重工業が受注していた潜水艦「おうりゅう」の進水式が、三菱重工業の神戸造船所(神戸市)で行われました。
この潜水艦「おうりゅう」に使用されているリチウムイオン電池は、GSユアサの子会社であるジーエス・ユアサ テクノロジー(GYT)が防衛装備庁と契約し、2017年3月から「海上自衛隊向け潜水艦搭載リチウムイオン電池」の量産が開始され潜水艦「おうりゅう」に使用されました。
今まで日本の潜水艦の動力には鉛蓄電池が搭載されていましたが、2015年度以降に作られる潜水艦にはリチウムイオン電地が採用されることになり、今回の潜水艦「おうりゅう」がリチウムイオン電池搭載潜水艦の第一号となりました。